建築家のアタマのなか

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あらすじ

建築は楽しい!

日本を代表する2つの建築賞
「日本建築学会賞」「JIA日本建築大賞」を受賞した小堀哲夫が
建築の世界とその魅力について語る
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建築家にとって、最も大切な能力とはなんだろう?
人をあっと驚かせるような発想力?
それとも、デザイン力?

確かにそれらの能力はあるに越したことはないけれど、
もっと大切なのは「目の前の世界に気づき、身体全体で感じる力」だ、と著者はいいます。
特別な場所へ行って特別な体験をすることが重要なのではなく、
何気ない暮らしの中で触れるものからいかにヒントを感じ取り、
拾い上げるか、それがすべての発想のもとになるのです。
そして、その発想を自分の好きなところから広げていくことで、デザインが生まれ、
作品につながっていく――そこに、著者の考える建築の面白さ、楽しさがあります。

本書は、国内外で数々の受賞歴を誇り、現代を代表するトップクラスの建築家である
著者が、自らの幼少期から現在にいたるまでのさまざまな経験をもとに、
建築の楽しさを伝えるために記したものです。
建築・ものづくり・美術・デザイン・インテリアなどに興味をもつ若い世代へ向けて、
世界の最先端を走る建築家は何を考えているのか、その“アタマのなか”を明らかにする一冊です。