今までの子連れ出勤とこれから「お子さん、会社に連れてきて良いですよ」
あらすじ
さっと読めるミニ書籍です(文章量20,000文字以上 24,000文字未満(20分で読めるシリーズ))
【書籍説明】
2020年に突如始まったコロナ禍をきっかけに、子どもを育てながら働く親たちの中には、働き方を変えた、転職、退職、あるいは離職してしまった、という方がいらっしゃると思います。
私もその全てを経験した一人です。
また、そうでない方も、少なくともコロナ禍が今後の働き方を考え直すきっかけとなったことと思います。
中でも、リモートワークはコロナ禍を機に日本だけでなく世界中で拡大した働き方です。
異次元の少子化対策の一つとして、子育て世代を対象に子が3歳になるまで在宅勤務を可能にできるように制度化するような政府の取り組みも始まりました。
逆に、子連れ出勤は感染対策を理由に断られたり、新型コロナウィルス感染症の拡大を機に、受け入れが難しい状況が続いていたと思われます。
子育てしながら働く世代へのサポートは差し迫った課題です。
子育ては私たちの未来の創造です。
働きながら子育てをする(母)親たちに肩身の狭い想いをさせるのではなく、働き方のスタイルを柔軟に対応できるような企業努力が必要です。
たった一つの方法で「子育ての課題すべてをカバーできる」ような施策はありません。
何事もバランスが大切です。
中でも本書は子連れ出勤に焦点をあて、解説していきます。
皆様のお役に立てますと幸いです。
産業医として企業の健康経営に従事している傍ら、2児の幼児を子育てしているママとして、皆様を応援しています。
【著者紹介】
桐田泰江(キリタヤスエ)
学歴
浜松医科大学医学部医学科 卒業
オーストラリア シドニー大学医学部 Pain management修士課程 卒業
主な資格
日本医師会認定産業医
日本麻酔科学会認定医
日本アロマセラピー学会認定医
IFAアロマセラピスト
略歴
岡山医療センターで初期研修後、大阪大学医学部麻酔科学教室入局。
後期研修後、オーストラリア、メルボルン、Aldred Healthにて麻酔、ICU、痛みの臨床研修を経て、シドニー大学院へ入学。
帰国後は神戸市内の医療機関にて麻酔科医として働いたのち、M&K産健を設立。
2児のママでもあり、働き方の多様化について研究をしています。