イラストで読む「芸術家列伝」 ボッティチェリとリッピ
あらすじ
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宗教にはまったボッティチェリと、女好きのリッピ
西洋美術ファン必携のヴァザーリ『芸術家列伝』。ルネサンス期の芸術家たち人生をスキャンダルも交えながら描きだした同書をイラストや追加の文章を加えて易しく読めるようにしたシリーズの第2弾。今回は、ボッティチェリとリッピをとりあげます。
サンドロ・ボッティチェリは、世界的名画「ヴィーナスの誕生」と「プリマヴェーラ」の作者。当代の人気作家に登り詰めましたが、あるときに画面が暗転し力も失われます。ヴァザーリは宗教にはまったこともその理由と見ているようです。
片や、ボッティチェリの師匠は修道士でありながら女好きで破天荒。あるとき気に入った修道女と駆け落ちまでしてしまいます。
美術家も所詮は人間。その作品と芸術家スピリットと対峙する楽しみもありますが、悩ましき人間の側面も楽しく描きました。