イラストで読む「芸術家列伝」 ミケランジェロとヴァザーリ
あらすじ
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西洋美術を学ぶ人にとっては避けて通れない古典、ジョルジョ・ヴァザーリの『芸術家列伝』。ルネサンス期の芸術家たち133人の人生をときにスキャンダルも交えながら描きだしたものです。
ただ、450年前に書かれたこともあり少々読みづらいのと、史実とのずれが今日指摘されています。重要な書籍だけれども一般の読者には手が出しづらい……それが『芸術家列伝』のこれまでの立ち位置でした。
そんな悩ましさを解決すべく、原文を要約し、史実とのずれを修正しながらわかりやすさを心掛けてまとめたのが本書です。イラストもふんだんに盛りこみ、楽しいトリビアも満載です。
今回は133人のなかから巨頭ミケランジェロに絞り、その芸術家スピリットと、真面目さゆえの悩ましき人間の側面も楽しく描きました。