伊賀者始末

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あらすじ

とてつもない悪の臭い!
商人、盗賊、伊賀の頭と三つの顔を持つ男に、三郎兵衛の捕縛指令が。

大奥出入りの大店の主は、実は江戸を騒がせる盗賊。
非道な仕打ちで盗んだ金を、幕閣にばら撒く目的は?
火盗改が一網打尽に!

大目付、松波三郎兵衛は、危ない目に遭っていた芸者を救うが、狼藉者は藩の再興を画策する大名家の部屋住みだった。金回りがよくいかがわしいが、調べると、大奥出入りの小間物問屋が後ろ盾だという。ところが、この主は伊賀者の極悪盗賊の頭目で、盗んだ金を幕閣にばら撒き、何やら画策を。三郎兵衛は非道な伊賀者を捕らえるべく火盗改に捕縛を命じるのだった!