婦人画報 2023年10月号

購入した作品の読み方

あらすじ

●実りの王国、秋の信州へ
●ミケル・バルセロと信楽焼
●旅館「あさば」 進化のかたち
●伝統を未来へ──秋麗のバッグ
●「快適肌」へのシフト

「水よし、空気よし、食材よし」と、
地元の人々がみな胸を張るほど、信州の食は豊か。
その理由は、北アルプス、中央アルプス、南アルプスという
3000メートル級の山々から流れる美しい水が里をうるおし、
四季折々に豊かな食材を生む風土(テロワール)にあります。
ここには古くから中山道を通じて関東、関西、北陸の食文化が伝わり、
山間の里ごとに、野沢菜などの漬物や味噌、醤油などの
発酵調味料を生かした、独自の郷土料理が編み出されてきました。
そしていま、この土地に惹かれ、移住してきたシェフたちが
信州の食材を生かし、新たな味のアプローチを模索しています。
野趣溢れる山野の食材を生かした料理を求めて、
この秋、信州に足を延ばしてみませんか。