別冊文藝春秋 電子版51号 (2023年9月号)

購入した作品の読み方

あらすじ

◆新連載
・岩井圭也「われは熊楠」
どれほど豊かな景色をその目に映していたのか? 博覧強記の超人・南方熊楠が焦がれ続けた世界の「秘密」と、狂おしき探究の日々を描いた新連載

[はじまりのことば]
自分が書かずして誰が書く――いつしかそう思い定めていた博物学者・南方熊楠の人生に、ついに挑む時がきた

・伊岡瞬「追跡」
火災現場で発見された“父親とその息子夫婦”の遺体。しかし三人は赤の他人だった。彼らが家族を装った目的とは? 世界の不穏な真実を暴くノンストップサスペンス

[はじまりのことば]
幕開けから、自分でも不安になるほど全力疾走! これまでの中で最もエンターテインメント性に富んだ作品です

◆読みきり
・渡辺優「死に至らぬ病」

◆インタビュー
作家の書き出し
・万城目学

◆book trek
・小田雅久仁『禍』

◆エッセイ
・須藤古都離「まだ存在しない人たちの声」

・藤田真央「指先から旅をする」

・稲田俊輔「食いしん坊のルーペ」
[第13回]好き好き懐石
[第14回]お伽の国の特級酒 あるいは毛糸玉の中のローマ

・今井真実「ひとりでまんぷく」
[第2回]妄想ホームステイ――ベルクワンダーランド

◆レビュー
・白石直人「世界を見渡すためのブックガイド」
[第7回]日本語と英語の不思議

◆連載小説
・朝倉かすみ「よむよむかたる」

・麻布競馬場「令和元年の人生ゲーム」

・大前粟生「チワワ・シンドローム」《後篇》

・矢月秀作「桜虎の道」

・今村翔吾「海を破る者」

・高田大介「星見たちの密書 エディシオン・クリティーク」

・夢枕獏「ダライ・ラマの密使」