先生2.0 日本型「新」学校教育をつくる

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あらすじ

教員の働き方改革、学校のアップデートを実現するために全教育関係者必読の一冊。

著者は7/5に原告側が勝訴した富山県滑川市の教諭過労死訴訟で遺族を支援してきた富山県教職員組合前執行委員長。学校現場を内外から知りつくした上で、「このままでは立ち行かない!」と統計データなど豊富な資料に裏付けされた確かな現状認識をもとに、これからの学校・教員・子ども・学びの姿を描きます。教員の働き方改革、学校のアップデートを実現し、子どもたちの幸せと教員の幸せを両立するための現実的な提案が共感を呼ぶ、全教育関係者必読の一冊。

【目次】
序章
第I章 学校と子どもたちの姿
1 学校の姿
2 ここ30年間で起きた学校の変質
3 子どもたちの姿
第II章 論点整理
1 制度はどうなっているのか
2 「自由」と「平等」の二律背反
第III章 未来の学校を描く
1 教員の多忙を解決する
2 撤退戦のすすめ方
3 子どもたちの学びの質を変える
4 仕事の「質」を変える
終章 ぼくたちは無力じゃない

【著者】
能澤英樹
1964年生まれ
1989年から富山県魚津市の小学校に勤務(のべ6校)
2010年 朝日新聞「花まる先生」に国語の実践が掲載される
2016年から富山県教職員組合に勤務 中学校教員の過労死事案にかかわる
2022年から魚津市立よつば小学校勤務
NPO法人「School Voice Project」 理事
NPO法人「共育の杜」 学校の働き方改革推進チーム所属
著書『学習課題の見える化で学力アップ!驚異の板書ツール「課題ボード」入門』(明治図書、2014年)
開発した教具「課題ボード」は内田洋行から販売中