僕が本当の医者になれた日
木痣間片男 1,320円
あらすじ
【幻冬舎グループ主催「わたしの生きがいコンテスト」大賞受賞! 】
2022年開催コンテスト大賞にて初ノミネート、今後に期待高まる作家、次期候補作続々執筆!
選定委員を唸らせた大賞受賞作
神経疾患の専門医として従事する主人公・小竹は、初恋の相手・君歌がALSであることを確信する。未だ確実な治療法のない病によって大切な人が蝕まれていく様子を目の当たりにした彼は、医師として、男として、何を思うのか。
救うことができなかった命と対峙する度に自身の無力感に苛まれながらも、医療を求める新たな命に向き合い続ける男の葛藤に焦点を当てた、医師という職業における覚悟が滲む長編小説作品。
忘れてもいい恋なんて1つもない。
皆それぞれにある初恋を大切にしたくなる一作。
【目次】
プロローグ
第一章 ALS患者
第二章 天職としての医師像
第三章 幼き日の初恋
第四章 医学部時代のほろ苦さ
第五章 医療事故を巡って
第六章 初恋女性との再会
第七章 大震災による進退
第八章 別れと新たな医療現場、そして予兆
第九章 告知と寄り添い
第一〇章 再びの恋人たち
第一一章 僕が本当の医者になれた日
エピローグ
【著者紹介】
医師・作家。埼玉県出身。
大学病院勤務を経て、現在、福島県の被災地診療所にて地域医療に従事。医療の傍ら、小説執筆を生業とする。
幻冬舎グループ主催「わたしの生きがいコンテスト」にて、自身初の長編小説(本書)で大賞受賞。
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