改訂版 まってるね赤ちゃん――妊娠前から心がけてほしいこと

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あらすじ

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自然誕生への思いを込めて――
ようこそ、赤ちゃんたち。

「良いお産」も「悪いお産」もありません。
あるのは「あなたのお産」です。

「あなたのお産」を
「あなたらしいお産」にすることができたなら、
それは至福の体験となります。

赤ちゃんたちは、
その瞳にたくさんの夢を描きながら、
光とともに生まれてきます。

ただ繰り返される生命の不思議。
まるで神様が降りてきたような、、、
赤ちゃんってそんな神々しい存在。


「自然分娩」「自然出産」「誕生」という言い方を耳にします。
「分娩」と「出産」はどう違うのでしょう?
そして「誕生」とは?

「出産」の主体は母親です。
「誕生」は生まれてくる赤ちゃんが主体です。
それに気づいた私は嬉しくなって「自然誕生」という言葉を勝手に作りました。

それは私が助産院を立ち上げてからずっと、
赤ちゃんの立場にたったお産の介助をしたい!という思いがあったからです。

この本は、開業以来、多くのご家族の出産を介助させていただき、
泣いたり、笑ったり、驚いたり、感動したりしながら、
本当の調和・ハーモニーってなんだろうと考え続けてきたことを綴ったものです。

中には、ファンタジーとしか思えないような体験もありますが、
ぜひ楽しんで、最後までお付き合いいただければと思います。
(「はじめに」より)。


■目次

・ようこそ、赤ちゃんたち。

●第1章 自然なお産を求めて
〇出産を通して得てきた学び
・人が持つ自然治癒力を信じて
・会陰切開なしでも産める!
・産後にはしっかりと休養を
・時間泥棒に追われ続けて

〇赤ちゃんに導かれながら
・意味のわからない問いかけ
・赤ちゃんからのメッセージ
・夫と二人だけの水中出産
・おいそれとはさわられない神々しい存在
・「陣痛」とは「神に通じる道」のこと
・胎内記憶の話
ほか

●第2章 お産に関する医療の現状

●第3章 自然誕生に込めた思い

●第4章 妊娠前から心がけてほしいこと

●第5章 出産後に心がけてほしいこと

●第6章 ともに歩み続ける未来に向けて

・お母さんたちからのメッセージ

■著者 齊藤純子
バースハーモニー美しが丘助産院院長(助産師、保健師、看護師、頭蓋仙骨療法師、ライフエネルギーコーチ)。
愛媛県立公衆衛生専門学校(現愛媛県立医療技術大学)保健婦助産婦科を卒業後、日本医科大学付属第一、第二病院に勤務。
結婚退職し、4人の男の子の出産を経て1999年に開業。自然なお産を探求しつつ、「あなたらしい、しあわせなお産」を
実現するために研鑽している。
※本書は『まってるね赤ちゃん』(マガジンランド2014年11月刊)を改訂し復刊したものです。
推薦文:作家・三砂ちづる氏。