社会変容と民衆暴力 人びとはなぜそれを選び、いかに語られたのか
須田努(著) 2,816円
あらすじ
民衆の矛盾を含んだ多様な姿を描き出す
普通の人びとは、なぜ暴力という手段を選び集団の力を行使したのか。また被害と加害が同居する地域社会で、それはいかに記憶・記録され語られていったのか。時代・地域を超えて、民衆の矛盾を含んだ多様な側面を描き出す。
※本書は大月書店刊行『社会変容と民衆暴力』の電子書籍版です。
【目次】
総論 今、歴史学の領域から民衆暴力を問うことの意味
第I部 宗教・思想を背景とした民衆暴力
第II部 地域社会内部で発動される民衆暴力
第III部 民衆暴力をめぐる表象・言説
【著者】
須田努
明治大学教授。日本近世史。主な著作:『幕末社会』(岩波新書、2022年)、『幕末の世直し 万人の戦争状態』(吉川弘文館、2010年)ほか
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