学研・進学情報 2023年夏号

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あらすじ

(1)視点・インタビュー「『教員不足』の是正に向け先生方が社会に問題提起を!」・・・・・・近年、先生たちの「働き方改革」が社会課題となっているが、その働き方を見直す上でも看過できないのが公立学校の「教員不足」である。15年にわたって教員不足を追い続け、今春『先生が足りない』(岩波書店)を著した朝日新聞編集員の氏岡弓子氏に、この問題の根本について聞いた。 (2)2023年度入試から2024年度入試を展望する「来春は総合型・学校推薦型にシフト傾向、安全志向が高まる」・・・・・・コロナ禍の影響が薄れた2023年度入試。国公立大は共通テストの平均点アップで大都市圏の難関大を含めてチャレンジ志向が強まり、私立大は総合型・学校推薦型選抜を目指す層が増えた。24年度は新課程移行の前年で、制度の変わり目への不安から安全志向が高まりそうだ。 (3)2023年度国公立大学 学校推薦型・総合型選抜小論文 速報「AIデジタル関連の頻出とジェンダー問題の深化」・・・・・・2023年度は、AIデジタルによる人間の変容に注目する問題やジェンダーの不平等を掘り下げた問題が頻出。学校推薦型・総合型選抜小論文の潮流を概観する。 (4)オンライン講演「情報」対策セミナー「共通テストという『物さし』で、『情報』の教育内容が明確化された」・・・・・・必履修教科「情報」が導入されてから1年が経った。高校現場での対応は依然として地域差が見られるが、実際に指導にあたられる高校の先生と、入試に「情報」を課す大学の先生の講演内容をダイジェストでお届けする。 (5)キャリア教育&志望理由書説明会「グローバルな視点はサバイバルツールとなる」・・・・・・昨年も行われた同イベント。今年は「グローバル人材編」と題して、NPO法人、トビタテ!留学JAPANディレクター、現場で指導する先生にご登壇いただいた。