夏目漱石文芸論集

購入した作品の読み方

あらすじ

『吾輩は猫である』『坊っちゃん』『三四郎』『それから』『こころ』『明暗』など、100年以上読み継がれる多くの名作を生み出し、近代日本文学を代表する文豪・夏目漱石。漱石の文芸論を多数収録。
●収録作品
教育と文芸
批評家の立場
文学雑話
文芸委員は何をするか
文芸と道徳
文芸とヒロイツク
文芸は男子一生の事業とするに足らざる乎
文章一口話
文体の一長一短
文壇の趨勢
家庭と文学
鑑賞の統一と独立
好悪と優劣
予の描かんと欲する作品
近作小説二三について
滑稽文学の将来
客観描写と印象描写
コンラッドの描きたる自然について
作物の批評
「自然を写す文章」
写生文
処女作追懐談
人工的感興
西洋にはない
何故に小説を書くか
猫の広告文
艇長の遺書と中佐の詩
日英博覧会の美術品
明治座の所感を虚子君に問れて
虚子君へ
草平氏の論文について
田山花袋君に答う
坪内博士とハムレット
独歩氏の作に低徊趣味あり
『煤煙』の序
「額の男」を読む
高浜虚子著『鶏頭』序
岡本一平著並画『探訪画趣』序
木下杢太郎著『唐草表紙』序
『土』に就て
長塚節氏の小説「土」
『伝説の時代』序
「夢のごとし」を読む