海外事業を加速する 中途採用の成功法則 グローバルビジネスを勝ち抜く人材のロジスティクス

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あらすじ

「計画的な採用の必要性」が叫ばれる反面、多くの経営者は採用成功の理由を「ご縁」だと言います。
本書は、これまで長きにわたって、多くの企業が課題としている「グローバル人材(海外事業要員)」の確保に焦点をあて、ビジネスの計画・展望を滞りなく進めるために「”計画的”によい”ご縁”を作る」方法を実践的に解説します。
”採用が間に合わないこと”は、時に折角のビジネスチャンスの逸失につながります。特にビジネス環境が、急速に変化する今日においてはなおさらです。

人材流動化時代を迎え、さらに大退職時代が叫ばれる中、ますます「人材採用」の重要性が高まっています。
本書は、30年以上にわたって「人材採用」に携わる専門家が、「なぜいつも、採用は間に合わないのか」という単純な、しかし深刻な問いに基づき、考察しています。
また人材確保を適切に行なうための方法を考えるにあたり、海外事業そのものをとらえる枠組みとして、海外事業の進化のプロセスを「グローバルビジネス1.0、2.0、3.0」と体系化した点も、本書の独自性の一つです。

第1章 : 必要な人材をどのように予測するか
(1) 日本企業の海外事業と課題
(2) 海外事業は進化する~グローバルビジネス3.0
(3) 計画を立案する際の基本原則
第2章 : 必要な人材とはどのような人材か
(1)役割や要件を言語化する(人材確保の最重要課題)
(2)求人票に反映する
(3)面接をデザインする
(4)海外駐在要員に求められる役割・資質の変化
第3章 : 必要な人材をどのように確保するか
(1)人材確保はMake & Buy
(2)各社が行なうMakeとBuy
(3)採用活動を妨げるカベ
巻末資料:各社のインタビュー記録

筆者は、国際的な事業展開を行う大手人材紹介会社のマーケティングスペシャリスト、およびアナリストとして活動中。
専門分野は『日本企業のグローバルビジネスと人材戦略』で、年間400~500社の経営者・海外事業部長・人事部長に対するコンサルテーションを行なっている。
豊富なコンサルティング実績と独自の調査・研究成果に基づく、無二の一冊。