マイケル・ハンプトンの人体の描き方:躍動感をとらえるアナトミーとデザイン
あらすじ
構造から人体をとらえるための指南書、待望の日本語訳!
人体は複雑な構造をしています。はじめから資料やモデルを観察して輪郭を描いたり、似せて描こうとしてもなかなか難しいものです。
本書の手法は、人体をごく簡略化したデザインとしてとらえ、ライン(円、直線、曲線)で描くことからはじめ、段階を追ってパースやボリュームを与えていきます。
この考え方に沿ってアナトミー(構造)を理解し、人体が動くメカニズムを知ると、ドローイングだけでなく、3Dモデルにも応用のきく「構造からとらえた人体」を理解することができます。
アナトミーを意識したドローイングを描くためのステップバイステップ
- ジェスチャーをとらえる
- 2次元のシェイプを適切な位置に置く
- アナトミーの知識に基づいてボリュームを与える
- 陰影をつける
最初の工程で直観的にとらえた「ジェスチャー」を最後まで損なうことなく、描き進めていくと、直観でとらえた流れるような人体の動きや生命感を捉えたドローイングになります。
最終的には、人体以外にも応用できる知識と観察力を身に付けることが目標です。この本の手法は実用性が高く、描く対象を問わず、さまざまな作業工程に応用できます。
本書は「FIGURE DRAWING: Design and Invention」(Michael Hampton著)の日本語版です。
【概要目次】
1.ジェスチャードローイング
2.ランドマーク
3.フォームと連結部
4.頭部のドローイング
5.アナトミー
6.腕
7.手
8.脚
9.足
10.布
11.光と陰影
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