自分の「好き」がうつを治す

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あらすじ

ひきこもり・過食症・閉所恐怖……
数々の患者の悩みを解決してきた現役精神科医が語るうつ症状の改善方法

幼少期の親子関係から身についた
“強迫性”がうつ症状を引き起こす!?
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強迫性とは他人の顔色をうかがい「ちゃんとしないといけない」という
思いにとらわれ、無理をするといった傾向のことです。
幼少期の親子関係に由来する、うつ症状の要因であるというのが
精神科医として長年多くの患者を診察してきた著者の主張です。
不安うつやパニック症、対人恐怖症など、
うつ症状と言ってもその症状は実にさまざまです。
これらを改善するには強迫性を緩めることが肝心です。
そのために最も大切なのは「自分の好きなこと」に目を向けることです。
自分には好きなことなどないという人でも、
自分の「こうしたい」「こうありたい」という素直な気持ちを明確にすることで、
強迫性は緩まり、心を楽にすることができるようになります。
本書では、著者が豊富な臨床経験から得た知見を基に、
他人の顔色をうかがうことなく「自分の好きなこと」を大事にして、
さまざまなうつ症状を改善する方法をまとめています。
誰にも相談できずに苦しんでいる人にとって希望の光となる一冊です。