ケガレの起源と銅鐸 射日・招日神話で解く日本文化
木村 成生(著) 2,500円
あらすじ
独自の研究に基づく画期的新説により、日本文化史の新たな時代が拓かれる。
古代史最大の謎とされる銅鐸、日本精神文化の底流を貫くケガレ観。両者を結びつけるのは岩戸神話、その源としての射日・招日神話であった。列島の歴史に深く浸透する神話を紐解くことで、餅やカラスの民俗、大嘗祭などの謎も明らかに。
独自の研究に基づく画期的新説により、日本文化史の新たな時代が拓かれる。
【目次】
はじめに
序 章
第一章 銅鐸 埋められた太陽
第二章 烏勧請の意味とその目的
第三章 餅はケガレの象徴
第四章 境界と銅鐸
第五章 天岩屋戸神話とケガレ忌避観念の発生
終 章 柳田国男と網野善彦が提起した疑問について
資料編 銅鐸はどこに埋めたか
附 編
あとがき
【著者】
木村 成生
木村 成生(きむら・しげお)
1953年1月生まれ。
民俗研究家。元・古書店店主。『散歩の手帖』編集発行人。
古書店を営むかたわら、長年にわたり歴史・民俗について独自に研究。
2000年より個人誌『散歩の手帖』を発行。野鳥観察の記録・随筆から始まったが、24号より「銅鐸」「烏勧請」などに関する研究成果を発表した。個人誌は30号で休刊となったが、その後も民俗に関する研究を続けている。
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