土方歳三事件簿18 菊一文字 剣客の執念が宿る名刀菊一文字を譲られた沖田総司の苦悩
潮美瑶/MBビジネス研究班 658円
あらすじ
【書籍説明】
天童武一は、代々高崎藩大河内松平家の剣術指南役を務める家の嫡男に生まれた。
ある日、天童道場に二十歳ばかりの薬売りが現れ、「一手指南」を申し込んだ。
武一は容赦なく薬売りを叩きのめした。五年後、薬売りは再び訪れ、土方歳三と名乗って真剣勝負を申し込んだ。
天童武一は歳三に負け、重傷を負った。そのため武一は廃嫡され、浪人となった。
武一は傷を治し、土方歳三を倒すことを唯一の目的に剣の修行に励んだ。
五年後、武市はようやく土方歳三を探し出したが、歳三は新選組副長になっていた。
武一は食べるために尊攘浪士の仲間になり、「人斬り武一」と呼ばれるようになった。
【目次】
石田散薬
真剣勝負
新選組
騒乱池田屋
人斬り武一
情報漏洩
祇園井筒
剣鬼邂逅
剣客の矜持
死闘真葛原
卑劣戦法
剣鬼不帰
飯炊き権助
黒谷会津本陣
疑心暗鬼
愛刀菊一文字