句碑と遊ぶ
松下与志子 1,320円
あらすじ
散歩道にて、俳句と出会う
高校時代の友人仲間と、月一度古街道歩きの会を始めてから十数年経つ。(中略)ここで私は度々期待してはいなかったある出会いをした。あちらこちらで目にする句碑である。公園の片隅に、城跡に、建物の陰に、山道の大樹の下に、寺や神社の境内に、田舎道の道祖神の隣に……。日本中の場所に人の詩心がばら撒かれている。世界中のどこに他にこんな国があるだろうか。様々な人々の、様々な年代の句碑と出会い、それぞれの一句の背景に想いを馳せるのも、歩きながらの私の楽しみの一つになった。(本文より)
全国津々浦々に散りばめられた詩心。
土地、自然、そして人。
詩歌の背景に想いを馳せる「町歩きエッセイ」。
【目次】
芭蕉と三角むすび
江ノ島
遠野物語
松原庵星布
北国街道海野宿 他
【著者紹介】
松下与志子(まつした よしこ)
早稲田大学教育学部卒業
元国語教師
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