渡り鳥たちが語る科学夜話

購入した作品の読み方

あらすじ

島本理生さん推薦!
「科学が照らすものは、この世界に降りそそぐ美しい奇跡なのだ。」

――真夜中の科学講座、第2幕のはじまりです。

・月のおもて側にだけある海
・土星の環から霧雨が降る
・この世界はシミュレーションなのか?
・青年科学者の命を奪ったデーモンコア(魔物の心臓)
・逆張り・冷笑派は強者の勝利を後押しする?
・砂漠に広がる「妖精の環」のひみつ
・ヒマラヤを渡るツルが巻き起こした小さな奇跡

『銀河の片隅で科学夜話』で寺田寅彦賞受賞!
理論物理学者とっておきの20話。

「もしこの書が、読者諸氏の異時空の旅のよきお供となるならば、それは筆者欣快の至りである」
――著者