味わい、愉しむ きほんの日本語
購入した作品の読み方あらすじ
おもてなしの心や四季のうつろいを大切にする言葉の数々──
日本語の豊かさを再発見する
ならわしやしきたり、心づかいやマナーといった行動習慣は
日本人の生活に自然と根づいています。
本書では、そうした日々の暮らしや感性のもとにある
“きほんの日本語”を1冊にまとめています。
あいさつや行事、ことわざ、季節を感じる七十二候・二十四節気、
生き方の土台となる言葉の数々を、
齋藤孝先生の解説と優しいイラストで振り返ります。
日本語には、心づかいを感じるあいさつや
小さなことに気づく細やかな表現、
先人たちから受け継がれた心の支えとなる言葉があります。
日本語の豊かさを味わい、愉しみながら暮らすための、
手元に置いておきたい一冊。
■目次
第1章 日本人の心づかい
・パート1 人づきあい
おはようございます/おかげさま/
一期一会/お裾分け・お福分け/餞別(はなむけ) ほか
・パート2 「ハレ」の日
門松・鏡餅/初詣/お彼岸/
五節句/お食い初め/還暦 ほか
・パート3 身につけたい心がけ
ごちそうさま/嫌い箸/上座・下座/敬語 ほか
・パート4 神仏と日本の暮らし
守り本尊/縁日/大安・仏滅/鬼門/縁起物 ほか
第2章 ことわざ
・人生
柳に雪折れ無し/諸行無常/六十にして耳従う ほか
・人間性
成らぬ堪忍するが堪忍/天を怨みず人を尤めず/臥薪嘗胆 ほか
・社会生活
頭剃るより心を剃れ/転がる石には苔が生えぬ/袖振り合うも多生の縁 ほか
・日常
敵の家でも口を濡らせ/秘すれば花 秘せずば花なるべからず ほか
・自然・文化
一葉落ちて天下の秋を知る/教うるは学の半ば/言葉は心の使い ほか
第3章 日本の四季
立春/雨水/啓蟄/春分/清明/穀雨 ほか
第4章 生き方
寛容/礼儀/作法/孝行/もったいない/進取の気性 ほか