貧しさは人生の花
伊藤フサ子 1,100円
あらすじ
幻冬舎ルネッサンス開催「第3回自分史コンテスト」大賞受賞作品!
昭和20年代、栃木県山奥の自然豊かな場所に生まれた筆者は、慎ましくも穏やかな日々を送っていた。
ところが小学6年生の頃、父の事業が立ち行かず一家は莫大な借金を背負うことに。
さらに追い打ちをかけるように父は帰らぬ人となってしまった。
家族を養うために働きに出た母に代わって、彼女は幼いきょうだいの世話と家事を担っていた。
大人の女性へと成長した彼女に訪れたのは、夫との出会い、幸せな結婚生活と子育て、生徒たちに教わることも多かった教員生活、そして癌闘病の末に起きた奇跡……。
道は決して平坦ではなかったけれど、この人生に無駄な経験などひとつもなかった。
筆者の半生を振り返った本作では、当時の貴重な思い出と記録が色鮮やかに綴られる。
【目次】
はじめに
第一章 記憶の始まり
第二章 ぜいたく三昧な小学生の頃
第三章 貧困に耐えた中学時代
第四章 自信を得た高校時代
第五章 自立への大学時代
第六章 幸せな結婚と子育て
第七章 夢を叶えた教員生活
第八章 最後の試練、命を賭けた癌との闘い
おわりに
【著者紹介】
伊藤フサ子(いとうふさこ)
1945年 栃木県生まれ。
宇都宮大学卒業。
元小学校長。
平成2年9月25日~10月10日 文部省教員海外派遣栃木92団にてデンマーク、イギリス、フランス訪問。
教員退職後「栃木県子ども総合科学館」学芸嘱託員3年勤務。
著書『下癌(げがん)、大腸癌が体外に排出された』(文芸社 2018年)にて2021年「第24回日本自費出版文化賞」個人部門入選。
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