AV監督ヒヤヒヤ日記
購入した作品の読み方あらすじ
アダルト業界で40年活躍し続け、「ザーメン物の元祖」と呼ばれ、まもなく古希になろうとするも現役のAV監督・ラッシャーみよしが、AV新法で「生かさず殺さず」に陥った業界のために、そして少子化日本の危機を救うために、老骨に鞭を打ち、ペンを手にして勃ち上がった!?
いまや、・ネット配信で購入する人の4割は女性。しかも「痴漢物」「凌辱物」が人気……。
アダルトビデオを有害と決めつけて排斥しようとする一部の動きはもはや時代錯誤だ!
・早稲田大学院を出た修士なのに、エロ雑誌編集長、AV監督になってもう40年!
・まもなく古希なのに、孫娘のようなギャルに「ハゲじゃん~」と揶揄されて……。
・エッセンシャルワーカーのつもりなのに、撮影現場のシティホテルでは犯罪者扱い?
・「男千人斬り」の女王さまにM男の代役としてビンタされて脳震盪を起こして卒倒
・それでも、人助け、救国のために、今日もシコシコと撮り続ける情熱は何処から?
竹内久美子氏(動物行動学研究家)も絶賛!
「AVを見ると元気のよい精子が放出される」「AVは少子化対策、セックスレス解消の特効薬以外の何物でもない」
(著者からのメッセージ)
私は40年もこの世界(アダルト業界)にいます。私は世界で一番、女性の裸体を見た男かもしれません? その間に業界の様子もずいぶん変わりました。本書には、昔話も出てきますが、中心は今現在進行形のできごとをとりあげてみました。思えば千タイトル近くの作品を世にまき散らし、その何パーセントかは人々のお役にたてたのではないかと自負しています。
(著者略歴)ラッシャーみよし(RUSHER MIYOSHI)
1956年、京都府生まれ。AV監督。AVメーカー「RASH」代表。
京都産業大学外国語学部卒業、早稲田大学大学院ロシア文学専攻修士課程修了。修士論文のテーマは、ロシアの反西欧的思考の源流を考察した、スラブ主義とカウンターユートピズム。大学院在学中にラッシャーみよしのペンネームで風俗雑誌『元気マガジン』(セルフ出版)よりフリーのライターとしてデビュー。
その後、1986年、30歳の時に白夜書房よりサブカル系アダルト誌『キングコング』創刊。1989年に『ダイナマイトスペルマ』(シークレット)で監督デビュー。同時に、インディーズ・シーンにおいて、ザーメン物、脚フェチ物などの作品を多く発表したことでも知られる。
著書に、『ムチムチの研究 ミニスカートの歴史を熱く語ろう!』(心交社)、『ビザールビデオの研究』(イーストプレス)、『日本列島「風俗」最前線90の裏情報』(二見書房)などがある。現在も監督、ライターとして精力的に作品を発表している。