恐怖箱 呪霊不動産

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あらすじ

「象の鼻、象の鼻!」
深夜、壁から生えた白い腕に彼女はしがみつき…
――「鼻」より

住人の怨念が染みつき、家は呪いの箱と化す…
絶対に住んではいけない曰くつき物件怪談!

見えない先住者のいる部屋、住む者を不幸にする家。
そうした呪われた物件は確かに実在する。
瑕疵物件のみならず、土地に祟りがあれば上物の家や部屋に障りが出るのだ。
・毎朝、庭に家族全員が佇立する家。原因は家の2階に…「睨み合う家」
・夜中に階段を上る足音がする心霊物件。隠された因果は踊り場の下に…「踊り場」
・関わる人間がみな左目に異常をきたす古民家。家主だけが無事な理由は…「家主」
・着物姿の童子が現れると、翌日必ず悪い事が起きる家。だが意外な対処方法が…「座敷童」
他、住んではいけない場所に住んでしまった人たちの戦慄体験、家に纏わる恐怖実話全30話収録!