サイゴンの昼下がり

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あらすじ

横木安良夫の文筆家としてのデビュー作。

1994年初めてベトナムを訪れた。悲惨な戦争の残骸を確かめに行くつもりだった。到着した深夜の闇に包まれたサイゴンはひっそりとしていた。そしてまだ暗い明け方、歓声で目が覚める。街頭の下、喜々として裸足でサーカーを興じる若者たち。そして訪れた朝のベンタイン市場。僕はベトナムが実は豊かな国で有ることを知った。本書(サイゴンの昼下がり)をきっかけに文章も書くようになる。小説「熱を食む裸の果実」講談社。ノンフィクション「ロバート・キャパ最期の日」東京書籍。横木安良夫。

【目次】
一・サイゴンの昼下がり
二・メコンデルタ・クルージング
三・ヴェトナムのニース、ニャチャン
四・姉と妹
五・居場所のないバレリーナ、ミ・ズエン
六・アオザイと安南の娘
七・僕と同世代のヴェトナム人
八・もう一つの歴史
九・戦争写真家ロバート・キャパと一ノ瀬泰造
写真解説
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【著者】
横木安良夫
1949年 千葉県市川市生まれ。日本大学芸術学部写真学科卒。アシスタントをへて、1975年フリーランスとなる。広告、ファッション、エディトリアル、ドキュメンタリー、NUDE、写真集、コマーシャルフィルムなどあらゆるジャンルで活動。2015年からアマゾンKindle電子版写真集CRPプロジェクトを開始。300冊以上が出版されている。本書をきっかけに文章も書くようになる。写文集「サイゴンの昼下がり」新潮社。小説「熱を食む裸の果実」講談社。ノンフィクション「ロバート・キャパ最期の日」東京書籍。など多数