知らない世界

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あらすじ

この世界には、知らないことがいっぱいある。誰かのおかげで、それを知ることができる。
知らない世界へ誘い込んでくれる絵本。

ドイツ南部に広がる緑豊かな町はずれ。
そこにあるチェス工房で昼も夜もこまづくりをしているのは、職人のヘルブラオ。
ヘルブラオは、仕事の時はもちろんのこと、ひと息つくときも、休みの日も、いつでもこまづくりのことで頭がいっぱい。
長い月日が経ったあるとき、ヘルブラオはふと、自分のつくったこまでチェスをしてみたいと思い、チェス仲間を募集することに。
すると、ぐるり ぐるり ぐるり……と不思議な乗り物でヘルブラオのもとにやってきたのは……?

<著者紹介>
大分県生まれ、神奈川県在住。多摩美術大学卒業。執筆と絵画制作を中心に幅広く活動中。
著書に絵本『アンへリカの選択』、詩画集『君にシロツメクサの冠を』(共に春風社)、詩集『子鹿の休息』( Windchime Books )。