読むことの可能性
武田悠一 2,420円
あらすじ
文学理論の実践的なガイドブック!
なぜわたしたちは「文学」を必要としているのか、
なぜ「文学」は衰退した、と言われるのか──
「テクスト理論」から「精神分析」まで、
「文学理論」の「定番」をわかりやすく解説、
今のわたしたちに意味のある形で実践する入門書!
●大学の授業を想定した「ですます調」で読みやすく!
●作家や作品、文献情報、批評用語を解説した丁寧な「注」でさらにわかりやすく!
●ディズニー、『羊たちの沈黙』、『もののけ姫』、『サイコ』、『アバター』、
『キャッチャー・イン・ザ・ライ』(村上春樹訳)、夏目漱石等、
身近な作品を例に!
●著者自身が長年、探し求めていた文学理論の「解説・入門書」!
●各章に、解説を補強する「Q&A」付!
【Q&A】の例…………
Q:文学に理論はいらないどころか、
文学そのものもいらない、という考え方があるようです。
大学からも文学部がなくなりつつあるということは、
文学など勉強しても役に立たないということなのでしょうか?
Q:フェミニズム的な視点から書き換えられた
「赤ずきん」物語には、具体的にどのようなものがあるのでしょうか?
Q:ラカンは、「日本人には精神分析はいらない」と言っているらしいですが、
どういうことですか?