吾輩は後期高齢者の日本国憲法である
西修 1,760円
あらすじ
憲法は75歳、
あちこちガタが来ています
なのに一度も治療(改正)をしてもらえない!
憲法学の権威が「吾輩=75歳の憲法」の視点から
ユーモラスにその生い立ちと不具合を明らかにする。
もう「解釈」ではしのげない
「お前は世界でも非常によい憲法なのだから、修繕の必要はない」という人びとがいる。
そんなおだてに乗りたくはない。吾輩なりに生い立ちの背景や世界の憲法などを知り、
いくつもの修繕点のあることが自覚できるようになった。(本文より)
〈おもな内容〉
「陰の主役」極東委員会/マッカーサー草案の舞台裏/なぜ憲法改正条項は高いハードルになったのか
/憲法学者の支離滅裂さ/「平和安全法制がなかったらぞっとする」/機能していない憲法審査会/吾輩は治療してもらえるかと思ったが…
/何のための海外視察か/朝日調査ですら「改正必要」増/もっとも加えてほしい「自衛隊の明記」...他