彼女はなぜ、この国で 入管に奪われたいのちと尊厳

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あらすじ

法治国家の中の無法地帯=入管の闇をあばく迫真のルポ

夢を抱いて来日した留学生はなぜ入管収容施設での非業の死を強いられたのか――社会に衝撃を与えたウィシュマさん死亡事件の克明な記録とともに、外国人の人権のために奔走する支援者・若者・弁護士・政治家たちの群像を描く。

※本書は、大月書店刊『彼女はなぜ、この国で――入管に奪われたいのちと尊厳』の電子書籍版です。

【目次】
第1章 ウィシュマさんの死

第2章 支援者たちの想い

第3章 弁護士たちのたたかい

第4章 若者たちの怒り

第5章 SNSと世論

第6章 政治家たちの動き

第7章 入管の「使命感」――内部からの告発

第8章 長期収容の痛み

第9章 世界の厳しい視線

第10章 偽りの「共生」を超えて

【著者】
和田浩明
わだ・ひろあき
毎日新聞デジタル報道センター記者。1991年入社、外信部などを経て2003年からワシントン特派員。09年からはカイロに勤務し「アラブの春」を取材。中東、米州担当デスク、再度のワシントン特派員などを経て2019年から現職。日本社会と外国人住民やLGBTなどの今後に関心がある。

毎日新聞入管難民問題取材班
毎日新聞のデジタル報道センターを中心に、さまざまな部局に所属する記者による取材班。外国人労働者や難民、入管法改正、非正規滞在者の長期収容の問題などを取材・報道している。
https://mainichi.jp/immigrationjpn/