ぼくたちが 知っておきたい生理のこと
あらすじ
<<知ればもっと わかりあえる>>
NHK「あさイチ」でおなじみのふたりが生理について語ったら、
今よりちょっとやさしい社会が見えてきた。
漫才コンビ博多華丸・大吉の博多大吉さんと、
NHK「あさイチ」でもおなじみの産婦人科医・高尾美穂先生が
「生理」をテーマに語りあいました。
生理のメカニズムについての解説はもちろん、
男女約480人によるアンケートの回答も交えながら、
生理痛やPMS(月経前症候群)への理解を深めたり、
生理にまつわるコミュニケーショントラブルや
社会レベルの課題について、一緒に考えます。
女性の身体に起こる「生理」について、男性が知る意味とは?
女性の生理について社会的に取り組むことは、女性優遇なのか?
女性が生理休暇をとりづらい背景とは?
一見して女性に限った問題にも見える「生理」というテーマから、
「誰もが生きやすい社会」をつくるためのヒントが見えてきました。
【CONTENTS】
■第1章 ぼくたちと生理の微妙な距離感
・生理は「身近にあるのにわからない」もの
・メディアに女性が増え、生理の話題も増えた
・まずは「ざっくりと知る」ところから
・落とし穴を埋めることで「公平」な社会に
■第2章 生理は「痛い」のか?
・生理痛がそんなにつらいとは知らなかった!
・実は筋肉痛に似ている!? 生理痛のメカニズム
・生理痛の強い味方、鎮痛剤との上手な付き合い方
・つらいときに休めない社会は、誰もがつらい
■第3章 そもそも生理はなぜ起こる?
・なぜ血が出るのか…生理のメカニズムを知る
・生理期間は3~7日、量は期間内で変動がある
・まずは親が知ってほしい、思春期における成長
・身体の発達や生理については、フラットに話す
・最新 生理用品ガイド
・昔の女性は、経血をコントロールできていた!?
・ピルは、生理の負担を減らすひとつの選択肢
・生理の不調は、病気のサインかもしれない
■Dr.TAKAO’s COLUMN
娘の生理用品を父親が買うときのワンポイント
■第4章 メンタルの不調は生理前からはじまっていた!
・生理中のつらさと、生理前のつらさは別モノ
・PMSの時期、女性は「幸せを感じにくい」
・具合が悪くなることがあるのは、お互いさま
■第5章 不毛なコミュニケーショントラブルを避けるには
・なぜ生理について「失言」してしまうのか
・生理中のセックスについて知っておくべきこと
・それはコミュニケーションではなくセクハラです
・生理だからと気負わず、コミュニケーションする
・”察する”よりも確実なこと
・コミュニケーションには柔軟さも必要
■Dr.TAKAO’s COLUMN
女性ももっと情報交換をしよう
■第6章 誰もが迎える更年期と閉経
・「怒りっぽいオバサン」では済まされない
・来たるべき更年期に、備えておくことはできる?
・更年期症状の治療を妨げていたもの
・更年期は、男女とも働き方を見直すチャンス
■第7章 みんなが生きやすい社会へ そのためにできること
・「ナプキンを買えない」に表れる深刻な問題
・企業研修で産婦人科医が伝えたいこと
・身近にいる人への想像力が、チーム力を上げる
・ひとりの人間の健康と権利を重んじる社会へ
【メディア情報】
東洋経済オンライン(2022年10月13日)にて記事掲載
PHPオンライン衆知(2022年10月19日)にて記事掲載
講談社ミモレ(2022年10月19日)にて記事掲載
ヨガジャーナル(2022年12月3日)にて記事掲載
婦人公論(2023年2月2日)にて記事掲載
Book Bang(2023年3月8日)にて記事掲載
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