北斎と応為 下
キャサリン・ゴヴィエ/モーゲンスタン陽子 2,090円
あらすじ
浮世絵師・北斎の娘、応為(おうい)こと葛飾お栄の謎に包まれた生涯を描き出す!
「美人画では娘に敵わない」と北斎をして言わしめた実在の娘・お栄(画号は応為)。
緻密な描写、すぐれた色彩と陰影表現を得意とし、父と共作するだけでなく、
代作もしていた!
歴史の闇に消えていった「もうひとりの北斎」を、
綿密な調査と豊かな想像力で描き出した歴史フィクション!
◆「これはほんとうにカナダ人作家が書いた時代小説なのだろうか」ーー浅田次郎氏(作家)
◆「ボストン美術館名品展 北斎」(2014年巡回)に「三曲合奏図」出品
◆杉浦日向子『百日紅』(応為が主人公、ちくま文庫(上・下))が
長編アニメーション映画化!
『百日紅 Miss HOKUSAI』 2015 年5月9日より全国ロードショー!
監督は「河童のクゥと夏休み」「クレヨンしんちゃん」のアニメーション作家
原恵一監督。キャスト(声の出演) は、杏-お栄、松重豊-葛飾北斎、
濱田岳-池田善次郎、高良健吾-歌川国直、 美保純-こと …等々です!
――女絵師・葛飾応為への注目がますます高まっています!
装丁は『ソフィーの世界』、『キャッチャー・イン・ザ・ライ』、『極北』などを
手がけた坂川栄治氏です!