死者の軍隊(上) 連合赤軍の彼方に
金井広秋 3,080円
あらすじ
戦後事件史 最大の悲劇!
連合赤軍事件を克明に描くノンフィクション・ノベル
《当時世間では永田洋子を「魔女」呼ばわりして忌避のうえ、この世の外へ遠ざけようとしていたと思う。ところが永田本人の手記を読んでいくと、かりに永田を「魔女」とすれば、「ドン・キホーテ」とか「ボバリー夫人」とか「スカーレット・オハラ」だって立派な魔女魔男じゃないのかと思えてくるのであり、これは筆者にとって眼がさめるような「発見」だった。》(「序」より)