除霊堂奇譚 殺戮の九尾の狐
吉田開 1,320円
あらすじ
エンターテインメント性の高いホラー小説集。
一郎は生まれつきの霊媒体質であった。
自らの除霊力を生かして霊障に苦しめられる人々の力になりたい。
そう考えた一郎は、「除霊堂」と名乗って、地元函館で除霊・運命鑑定の事務所を始めた。
夜歩く人形、武士の怨霊、殺戮の九尾の狐……。
除霊堂は日々寄せられる相談に応え、不可思議な問題の解決に挑んでいく。
<目次>
序章 三人寄れば地獄行き
夜歩く人形
武士の怨霊
踏まれた神
愛の行方(ゆくえ)
顔が三つある死霊
悲しい女神
巫女(みこ)の末裔(まつえい)
エンゼルさんをした少女たち
呪いの家と霊能者
決戦! 陰陽師
孔雀明王使い・龍我
バリ島の呪術師
殺戮(さつりく)の九尾の狐
<著者紹介>
吉田 開(よしだ かい)
昭和三十一年北海道函館市生まれ。昭和五十四年東北学院大学経済学部経済学科卒
業。三十代のときに弘法大師より霊能力・除霊力を授かり、以来八十件ほどの除霊を
行っている。また、占い(運命鑑定)もおこなっており、その数は四、五百件ほど。
除霊師・運命鑑定師・調理師。趣味は囲碁と懐メロ。酒好き。除霊堂奇譚は処女作。
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