ジューイッシュ・コミュニティ
広瀬佳司/伊達雅彦 2,310円
あらすじ
ユダヤ系文学研究者9人が解き明かす、芸術作品に描かれる
ユダヤ人コミュニティの姿!
ユダヤ系アメリカ文学作品のみならず映像作品まで含めて、
決して一般化できない、多種多様なユダヤ人コミュニティ
(= ジューイッシュ・コミュニティ)の表象を切り出す、新視点の論集。
【本書が取り扱う小説・映像作品】
[小説作品]
「開いた鳥かご」(アンジア・イージアスカ)、
『奴隷』『メシュガー』(アイザック・バシェヴィス・シンガー)、
「最後のモヒカン族」「引き出しの中の男」(バーナード・マラマッド)、
「狂信者イーライ」(フィリップ・ロス)、
『ホロコーストの子供たち』(ヘレン・エプスタイン)、
『ブルックリン・フォリーズ』(ポール・オースター)
[映像作品]
『しあわせ色のルビー』、『ロニートとエスティ──彼女たちの選択』、
『わが心のボルチモア』、『リバティ・ハイツ』、『ダイナー』、
『ティンメン』
「あの作品」の「あの描写」の意味が分かる!かも?
作品背景を知って、読み(観)たくなる作品がきっとある……
すでに知っている作品でも読み(観)返したくなる!?