日本怪異妖怪事典 近畿

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あらすじ

大好評の『日本怪異妖怪事典』シリーズ第4弾!
 三重・滋賀・京都・大阪・兵庫・奈良・和歌山に伝わる怪異や、この地を舞台に創られた絵画・物語・芸能作品を900項目以上紹介。とくに古都を擁する近畿では、平安朝の怪異や歴史上の人物に関する伝説も多数。さらに、地元民でも知る人が少ないエピソードや都市伝説も収録され、近畿在住の人もこれから旅する人も、オカルト好きも歴史好きも大満足の一冊です!
 娘の願いが叶い、カボチャの中から「きれいなお爺さん・お婆さん」が現れた(三重県)。琵琶湖に棲むフナにまつわる夫婦の伝説(滋賀県)。能の題材にもなった酒呑童子と源頼光の死闘(京都府)。道頓堀に投げ込まれたあの人形は、現在、海でアジの群れを追っている?!(大阪府)。その他、一目連、海犬、しゃんこま、人魚、以津真天、死刑囚の幽霊、化けお多福、刑部姫、グニさん、白粉婆、ツチノコ、小豆とぎ、カシャンボ、三面の狐など、時に怖くて時にシュール、近畿の魅力を味わえる怪談・奇譚が満載。