もの言える老人のための条件

購入した作品の読み方

あらすじ

「今を生きること」の辛さを感じるようになっていた、
そんな矢先、新型コロナウイルスが襲来し日を追うごとに
感染者が増え、死者が増える惨状を前にして、
自身の感傷的で回帰的な生き方は、これらウイルスと闘う人たちへの
冒涜であると自省するようになった。
「シニカルに世相を異なった視点で観る癖」があることに改めて気づき、
それならばと、その特性を活かして日常生活で見聞するいろいろな事象に
ついて、批判のための批判ではなく、自然に感じていることを
素直にまとめてみようという気持ちになったのだ。
団塊世代は戦後に情緒教育を受けた最後の世代。
一人の老生の視点を、本書からくんでいただければ望外の幸せである。

【目次】
(I)人生観
(II)働きの環境
(III)人間関係
(IV)健康管理
(V)世相
(VI)追憶
(VII)無題