【増補版】二つの国、二つの文化を生きる
金正出 1,650円
あらすじ
本書は、在日の人びとが日本に「帰化」することで民族性の風化が進む時代に、互いに民族性を尊重する生き方を訴える書である。
著者は、医療だけでなく、学校経営にも注力し「日本の社会の一角に韓国人と日本人が共生し、新しいタイプの韓日の架け橋になる人材がたくさん生まれれば、大きな意義がある」と語っている。混迷する昨今の日韓関係のずっと先を見据えた展望が、本書において語られるのである。
増補として、初版読者の感想、新しいあとがきを付した。