ガダルカナル[新書版]

購入した作品の読み方

あらすじ

「ガダルカナル──大東亜戦争中、太平洋における戦いで日本軍が味わった悲惨な敗退戦の頂点に位置するものとして、この言葉はいまなお、われわれにとって生々しい響きを持つ。そしてそれはあたかも、日本陸軍の愚かしさと、陣頭でこの作戦を指揮した辻政信参謀の無能ぶりを象徴するものであるかのように、解釈されることが多い。だが果たして実際にそうだったのだろうか。(中略)悲惨の極を体験した著者が戦場の真実を伝えんとした本書は、今日の日本人に未来への指針を与えてくれる貴重な宝庫となるであろう……」(本書序文より、福井雄三東京国際大学教授)