サービスデザイン思考
あらすじ
あらゆるビジネスが
サービス化する世界において
〈モノ-コト〉の関係を結びなおそう!
近年、サブスクリプション、MaaSやSaaSといったキーワードを耳にすることが増えましたが、これはICTの発展にともなって顧客との接点が増えたため、あらゆるビジネスが、売り切り・やりきりモデルから、サービス化モデルに移行しつつあることを意味しています。ゆえに、顧客との「持続的・終わらない関係」を保つことが、長期にわたってビジネスを成功させるために不可欠となっています。
そうした状況の中、注目を浴びているのが、ビジネスをサービス視点から再構築する「サービスデザイン」です。サービスデザインは、「顧客を始めとする多様な関係者をパートナーとして捉えたうえで、ビジネスをサイクルとしてトータルに再構築する手法」であり、世界各国のさまざまな企業や公共サービスで導入されています。
本書は、サービスデザイン的発想のエッセンスをつまびらかにすると同時に、具体的にサービスデザインを実践するためのメソッド、さらには、サービスデザイン発想でひとや社会に対して新たな価値を生みだすためのアイデアを詰め込んだ1冊となっております。
目次
序 章 なぜ今「デザイン」が求められているのか?
第1章 あらゆるビジネスが「サービス」になる時代
第2章 脱・モノづくりマインドから始めよう
第3章 間違いだらけの「顧客理解」
第4章 顧客の「心の声」を引き出すためのリサーチ手法
第5章 隠されたニーズからインサイトを導きだす
第6章 「問題解決」から、「未来の問いづくり」へ
第7章 「お客様は神様です」から「顧客との共創」への転換
第8章 イノベーションを創りだす組織のデザイン
第9章 「未来の当たり前」をつくりだす「文化のデザイン」
最終章 サービスデザイン思考でこれからのビジネスを考えよう
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