台湾がめざす民主主義 強権中国への対立軸
石田耕一郎(著) 1,584円
あらすじ
日本が学ぶべき民主主義のかたち
コロナ感染症への迅速な対策、「台湾有事」回避への柔軟な姿勢――。注目度が高まる台湾の透明な行政と市民参加、多様性はいかに形成されたのか。オードリー・タン氏の歩みと重ね台湾の民主主義の姿を中国・香港との緊張関係とともに描く。
猿田佐世さん(新外交イニシアティブ[ND]代表・弁護士[日本・米NY州])推薦!
※本書は、大月書店刊『台湾がめざす民主主義――強権中国への対立軸』の電子書籍版です。
【目次】
第1章 台湾が直面する中国の脅威
第2章 オードリー・タンの軌跡――民主主義の進展とともに歩む
第3章 台湾がめざす民主主義のかたち――透明性と市民参加
第4章 台湾の民主主義のゆくえ――香港「国安法」の波紋のなかで
【著者】
石田耕一郎
1997年、大阪外国語大学中国語学科を卒業し、朝日新聞社に入社。主に大阪・東京社会部の事件記者として、兵庫県警や大阪府警、東京地検特捜部などを担当。中国・清華大学国際問題研究所に留学後、瀋陽支局長、政治部の自民党担当などを経て、2020年9月から台北支局長。共著に『紅の党 完全版』(朝日文庫)。