ドンに魅せられて 「ボレロ」がくれた76歳からの人生

購入した作品の読み方

あらすじ

コーヒーを待っている間、大きく手を広げて踊りたくなったのだ。
これには我ながら驚いた。こんなことはもうずっとなかったから。
“ドンについての研究”は、現在の私の日常に、はかりしれない豊かさを与えてくれている。(本文より)

繊細な指先、澄みきった瞳、内面からあふれ出す表現力。
ジョルジュ・ドンの“完璧な美”に憑りつかれ、
第二の人生を歩み始めた著者が綴る渾身のエッセイ。