文蔵 2022.5
「文蔵」編集部(編) 709円
あらすじ
【特集】思わず応援したくなる! 「ヘタレ」な主人公が愛おしい インタビュー 宮部みゆき 未熟な少年が一人前になるまでを描きたい 【ブックガイド】泣き虫、人見知り、不器用・・・・・・主人公から目が離せない小説30選・・・・・・ 大矢博子 ●謎を解くヘタレ探偵たち/引きこもりや諦めからの脱出/欠点があるから成長できる/気弱とボンクラは江戸の華 【新連載】●宮本昌孝 松籟邸の隣人1 はじまりの夏(前編) 政治家の別荘が並ぶ大磯で育つ少年・吉田茂と、不思議な隣人の物語。 【連載小説】●高嶋哲夫 首都襲撃3 ジョンとともに捜査を進める明日香だが、さらなる事件が起きてしまう。 ●坂井希久子 セクシャル・ルールズ6 ぬいぐるみに仕掛けた録音機が見つかり、耀太は麻衣子に責められる。 ●あさのあつこ おいち不思議がたり 【夢路篇】11 おいちは、おろくの娘お通が石渡塾へやって来た理由を聞き、心底驚く。 【話題の著者に聞く】●宮西真冬 『彼女の背中を押したのは』生きづらくても居場所を探している人を書きたい ●佐野広実 『誰かがこの町で』どこでも起こり得る“同調圧力”の恐さを描いて ●永井みみ 『ミシンと金魚』高齢者の方々の「きらきらした言葉」を残したかった 【感動の最終回】●諸田玲子 麻阿と豪(終) 豊臣家が滅び、家康も死んだ。気力を失った豪の許に現われたのは・・・・・・。