烈火の太洋5 反攻の巨浪
横山信義 著 1,100円
あらすじ
ラバウルを巡る攻防戦は、大和型とノースカロライナ級、日米新鋭戦艦同士の激突に至る。航空隊の支援も受けて海戦に勝利した連合艦隊は、根拠地トラックへの脅威を排除できたと思われた。
だが、米国はニューギニア、アドミラルティ諸島へと進出。新たな航空基地を建設し再びトラックを脅かし始める。海戦に勝利しつつも戦況は好転せず、講和への道筋もまったく見えない。
米軍の戦略目標はマリアナ諸島であることは確実。
対する連合艦隊はこのままトラックを拠点に堅守するべきか。それとも打って出て米軍根拠地を攻撃するべきか。
連合艦隊の総力を結集した第一機動艦隊が出撃する先は――。