ハルと歩いた

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あらすじ

一年前に東京から引越してきた陽太は、亡くなった母の故郷、奈良で、小学校の卒業式を迎えた。
仲のいい友だちもまだいないし、いいな、と思う女の子に声をかけることもできない。
春休み、どう過ごそう、と思っていたら、思いがけず、飼い主とはぐれたフレンチブルドッグを飼うことになった。
飼い主を探して、犬といっしょに奈良の町を歩くうちに、さまざまな出会いがあり、陽太の日々は変わり始める…。
12歳の春をみずみずしく描く心に残る物語。