鉄道車輌ガイド Vol.35 東急5000・5200系電車
あらすじ
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1950年代の半ばは私鉄各社から続々と高性能電車が登場した時代であった。
その中でもモノコック構造を応用した卵型に近い断面形状の超軽量車体と、
限界に近い軽量台車を備えるなど思い切った設計の東急5000系は
エポックメイキングな車両であった。
後年は「青ガエル」の愛称で利用者に親しまれた電車もデビュー時は手探りの技術が多く、
初期故障が多発し現場からはかなりの反発もあったという。
あまりに軽量化を目指したため内部で「10年程度持てば良い」という思惑もあったと言われているが
初期トラブルを克服しながら最終的に105両と当時の同社では最大勢力となり、
東急の顔として30年以上同社で活躍を続けた。
本書は、その5000系および5200系電車の登場時の姿から、
引退後地方私鉄に譲渡後の活躍を含めてモデラー視線でまとめた内容となっている。
〇カラーグラフ
・東急5000・5200系思い出のアルバム
・東急5000・5200系の歴史
・東急5000・5200系 活躍シーンから
・DETAIL FILE モデラー目線で見る東急5000・5200
〇各型式別概論
〇資料編
〇地方譲渡車
〇挿入資料等
など
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