創造力は眠っているだけだ――人生を充実させる「8つのレッスン」

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あらすじ

【内容紹介】
「創造力を活かして表現することは、誰にでもできる」
とジャズ・ピアニストのヤロン・ヘルマン氏は断言します。ヘルマン氏は、16歳のときにプロのバスケットボール選手の夢を大ケガで断念せざるをえなくなり、ピアノを始めました。
それから3年後、米の名門ジュリアード音楽院に合格し、今では一流のジャズ・ピアニストとしてパリを中心に活躍しています。

本書は、ピアニストがジャズの弾き方を教える本ではありません。どのように困難な状況に陥ったとしても、それをプラスに変え、新しい未来を開拓していく方法が具体的に書かれています。

コロナ禍でますます予測のつきづらい状況となりました。私たちはテクノロジーの進展により、少し前に習得したことが陳腐化し、それによりキャリアチェンジを余儀なくされる可能性のある時代に生きています。キャリアチェンジを前向きに捉え、ビジネスパーソンにとってすぐに実践できる学び直しの方法が満載です。

【著者紹介】
[著]ヤロン・ヘルマン(Yaron Herman)
1981年イスラエルのテルアビブ生まれ。
子供時代はプロのバスケットボール選手を目指し、国の代表選手として将来を嘱望されていたが、16歳の時、試合中の大怪我により選手生命を絶たれる。失意の中でピアノを習い始めたことをきっかけに、国際的に評価を受ける音楽家へと成長した。19歳で渡米、その後、飛行機の乗り継ぎで滞在したフランスのジャズシーンに魅了され、現在はパリを拠点に活動。
これまでに10作のアルバムをリリースし、2009年には「iTunes Jazz Album of the Year」を受賞。故チック・コリア氏など、ジャズ界の伝説的アーティストとの共演も多数。日本では、すみだトリフォニーホール(東京)での2009年の単独コンサートを皮切りに、ソロ、デュオ、トリオでの来日公演を重ね、国内各地のジャズ愛好家を魅了する。
モントルー・ジャズ・アカデミー(スイス)芸術監督を務めたほか、現在はエルプフィルハーモニー・ハンブルク(ドイツ)ジャズ・アカデミーの芸術監督として運営・指導にあたる。

[訳]林 昌宏(はやし・まさひろ)
1965年名古屋市生まれ。翻訳家。立命館大学経済学部卒業。
訳書にジャック・アタリ『2030年 ジャック・アタリの未来予測』『海の歴史』『食の歴史『命の経済』(小社刊)、『21世紀の歴史』、ダニエル・コーエン『経済と人類の1万年史から、21世紀世界を考える』、ボリス・シリュルニク『憎むのでもなく、許すのでもなく』他多数。

[訳]坪子 理美(つぼこ・さとみ)
1986年栃木県生まれ。博士(理学)。東京大学大学院理学系研究科修了。
一般向け科学書を中心に英日翻訳・執筆をおこなうほか、教育、生物学研究に携わる。
訳書に『悪魔の細菌─超多剤耐性菌から夫を救った科学者の戦い』(ステファニー・ストラスディー、トーマス・パターソンら著、中央公論新社)、『なぜ科学はストーリーを必要としているのか』(ランディ・オルソン著、慶應義塾大学出版会)など。『命の経済』(小社刊)を林昌宏氏と共訳。
著書に『遺伝子命名物語―名前に秘められた生物学のドラマ』(坪子理美、石井健一 共著、中公新書ラクレ)がある。

[訳]ふるた みゆき
1987年京都市生まれ。早稲田大学第一文学部卒。
2019年より、ピティナ(一般社団法人全日本ピアノ指導者協会)の公式ウェブサイトにて、音楽小説『旅するピアニストとフェルマータの大冒険』を連載。同作のオーディオドラマと音楽劇の脚本・演出を担当している。創作活動の傍ら、編集職として出版業