贖罪結婚
あらすじ
――やっと捕まえた、僕だけの蝶。
約六年前、国王の独断により父を反逆罪で処刑され、
すべてを失ったクラウディア。
修道院で慎ましく暮らしていたが、父の冤罪が認められ、運命が大きく変わる。
国王の愚行を止められなかった償いとして、王弟アルヴィンとの結婚が決まったのだ。
初恋相手である彼に、真綿に包まれるように大事にされ、淫らに愛される日々。
彼は贖罪をしているだけ。
そう思いつつも、クラウディアは彼との情事に溺れていく。
だがその裏で、彼女を狙う動きがあって――!?
腹黒な王弟殿下×冤罪で家族を失った令嬢、六年越しの執着愛!
【目次】
プロローグ アイリスと蝶
第1章 クラウディアの王子様
第2章 冤罪
第3章 再会とそれぞれの思惑
第4章 王家と贖罪
第5章 不穏な影
第6章 真の黒幕、真の罪人
エピローグ そして蝶は囚われる
あとがき