ピッチサイドの男
トーマス・ブルスィヒ 著/粂川麻里生 訳 1,430円
あらすじ
愛弟子ハイコがベルリンの壁で逃亡者を射殺……。壁崩壊後のチームの運命は?
現代ドイツを証言する、あるサッカーチームの名もなき監督によるモノローグ。一貫して旧東ドイツを描いてきた新進気鋭の作家ブルスィヒがはなつ、二十一世紀の新しいドイツ文学。著者による、日本の読者へのメッセージも収録。
本書は2002年刊行の『ピッチサイドの男』のプリント・オンデマンド版(2021年4月刊)を底本とする電子書籍版です。