解きながら学ぶ JavaScriptつみあげトレーニングブック
購入した作品の読み方あらすじ
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JavaScriptは、Webアプリを作ったり、スマホアプリを作ったりと、さまざまなところで便利に使われているプログラミング言語です。
しかし、JavaScriptは、近年急激な変化を遂げ、それゆえに多くの「落とし穴」がある言語でもあります。「変数宣言はvarからletとconstにすべて移行すべき」「関数・メソッド宣言は、新しいアロー関数式を使うべきときと、昔ながらのfunction式を使うべきときがある」「Webブラウザ上とNode.js上で使えるAPIが異なる」などの注意点が多数あるのです。
このあたりの複雑な事情がJavaScript入門の難しい点ですが、本書は現在主流のES2015(ES6)以降の基本構文を中心としつつ、最近のJavaScriptフレームワークを使うときに知らない構文で戸惑わないよう注意して執筆されました。
本書のもう1つの特徴は、解説のセクションの後に登場する「ミッション」です。このミッションの目的は、「プログラムをすばやく理解する反射神経」を身に着けることです。
「プログラムはじっくり考えて作るもので、反射神経は関係ないんじゃないの?」と思われるかもしれませんが、本書で説明するような基礎文法は、一瞬で把握できるのが理想です。
そこで本書の「ミッション」では、ルールがわかっていれば簡単に解ける問題をいくつも出題しています。反復訓練によってより速く解答できるようになり、これにより理解がしっかり定着するようにと考えられたものです。
また、終盤の9、10章は、入門書のその先を目指した内容となっています。入門書を卒業して自分でプログラムを書くレベルに達するために、以下の2つのスキルが身に付けられるようにしました。
・公式ドキュメントの解説を読んで、自力で知識を増やせる
・エラーメッセージを読んで、解決方法を見つけられる
どちらも少し難しいですが、自分でプログラムを書くレベルに達するための必須スキルですので、ぜひ取り組んでみてください。
本書の解説は、JavaScriptが初めての方でも理解できるように、文法の基礎から解説しています。これからJavaScriptを始める方にとっても、JavaScriptの入門書は読んだことがあるけれど、細かいところに不安がある方、実践レベルに近づきたい方におすすめの1冊です。脱「JavaScript入門」を目指して、本書でトレーニングを積みましょう!
※サンプルファイルおよびミッションのPDFをサポートサイトからダウンロードできます