ボランティアの可能性
鈴木盈宏 660円
あらすじ
今、私たちにできることはなにか?
震災後、ボランティアの活動が注目されているが、これは未来を創り出す私たちの「生き方」でもある。
社会がある限り、問題は尽きない。それらの問題を行政まかせにできない今、私たちの手で解決していくしかない――それがボランティアだ。
人のつながりが希薄になったと言われる今、本書では人、企業、地域のつながりを改めて考え、「助け合い」で成り立つ社会の実現と、今の時代だからこそ必要な、日本人の生き方を提案する。
会社経営者、教育者、全国の地自体、NPO、そして日本に生きるすべての人に必読の1冊。
第1章 ボランティアとは何か
・茶髪でピアスの女子高生に何かできますか
・「人間が変わる」って信じられますか
・「できること」と「してほしいこと」の間にある深い溝……。
第2章 ボランティアの実態
・自衛隊員の涙 ・「本当に役に立ったのか」と悩む人たち
・気を遣わない、という勇気 ・ボランティアは不公平でいい……。
第3章 企業ボランティアの役割
・企業は、黙ってお金を出せばいい?
・なぜボランティアをする社員が多い企業は、発展するのか
・世界で活躍するIBMのボランティア
・トヨタがタクシー会社から怒られた?……。
第4章 ボランティアをはじめる時
・楽しくなければ、はじまらない、続かない
・「やらせ」「不純」「偽善」は問わない
・人にはじまり、人に終わる
・日本で最大のきっかけを提供する「Make a CHANGE Day」……。
第5章 ボランティアの未来
・「見守る」という究極のボランティア
・「共感」から「助け合い」へ
・「ボランティア」という言葉が消える日に向けて
・人が生きる意味……。